不意を打たれて、当惑する、焦る、というときにも言いますね。
「大丈夫、慌てなくていいから」
そんな風に言ってもらえたら安心できます。
では、この「慌てるな」を韓国語ではなんというでしょうか?
また、「~するな」という禁止表現について、少し説明を加えました。
당황하지 말라니까.
(タンファンハヂ マrラニッカ)
「慌てるなって。」
※発音ルビはあくまでもイメージです。
ㄹ音は、l(エル)で表記されることが多いですが、見えにくいのでr(アール)にしているだけです。
Crisis / Neil T
당황하다〈唐慌-〉(タンファンハダ)・・・慌てる、うろたえる
-지 말다 は、禁止表現です。「~(するのを)やめる」という意味。
니까 は、ここでは理由・原因を示すものではなく、-(으)라니까 で、
「~しろってば、~しろって言ってるのに」という語尾になります。
-지 말라니까 で、「~するなって。」となるわけです。
≪-지 말다 という禁止表現の文法を少し整理≫
基本形 : -지 말다 「~(するのを)やめる」
柔らかい丁寧形 : -지 말아요 「~(し)ないでください。」、「~(し)ないでね。」
丁寧な命令形 : -지 마세요 「~(し)ないでください。」(ㄹ語幹なのでㄹパッチムが脱落)
*自分のメリットのために「~してください」、「~しないでください」と依頼する表現とは別。
ぞんざいな命令形 : -지 마 / -지 마라 「~(す)るな。」、「~(し)ないで。」
(ぞんざいな命令形で、文語体 -지 말라) *引用法に組み込まれる形以外で口語では使用されない。
-지 말아라 は、誤り。語幹末にパッチムのㄹがあるものを、ㄹ語幹と言いますが、
ㄷ,ㅈ,아 が続くときには、語幹末のパッチムㄹは脱落しないものです。
しかし、禁止表現の말다は例外のようです。
하다마다や하자마자、また、 -지 마라 のような文型で、この말다のパッチムㄹは脱落しています。
それで、지 말아 や、지 말아라 ではなく、 지 마 が正当とのことです。
文語体の지 말라 という形は、さらに特殊のようですが、これは調べきれていません。
ご存知の方はコメントくださいね~
さてさて、今回は、「慌てるなって。」
タンファンハヂマrラニッカ
でした。
ケンチャナー(괜찮아 クェンチャhナ)を付けたら、優しく頼もしい感じになるかも?
それでは、みなさん良い週末を!
ゆーパパ
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